ただいま、自分。おかえり、自分。
5日間の女神山を終えて、
都会へ戻って参りました。
なにしてきたの？
と聞かれたら、
えーっとね、
歌って踊って笑って泣いてきた。
って説明しか出来ないのだけど、
こんなに、歌って踊って笑って泣いたの
生まれて初めてかもしれない。
ただ、そこに集まる人と心を繋げ、
ただ、歌う。
ただ、それだけのことなのに、
その歌声は、体の中のもやもやを
すうーっと連れて、空へと舞い上がる。
もやもやが抜けた瞬間、
声は、透き通ってキラキラと輝きだし
観客は、内側から現れる美しい姿に涙する。
ひとは美しい。
わたくしたちは、みな美しい。
なぜ、こんな大事なことを
知らぬまま生きて来てしまったの。
いえ、今それを知ったことの方が
知らなかったことより大切。
いままで、模索してきたことたちが、
全てつながって、いまここがある。
いまこのわたくしは、
完璧な調和をもってここにいる。
なにがあっても、
わたくしは、
わたくしと一緒にいるから大丈夫。
もう、決して離れない。
生まれて初めて感じた
本当の意味での、
自分が「ここに居ていい」。
たったこれだけのことが
ずっと感じられないまま、
四十ウン年ほど生きて来てしまった。
でも、もう大丈夫。
ただいま、自分。
おかえり、自分。
一緒にいてくれたみんな、ありがとう。
導いてくださった綜海さん、ありがとう。
これからも、どうぞよろしくね。
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