意識高い系社畜が会社をやめてからの記録

思考、感情、こころの、点と点をつなぎ、本当の自分へ還る方法を探します。

手を引かれ、 山を歩く。ただそれだけ。

女神山の五日間のワークショップで、
あるワークが、わたくしに
鮮烈な印象を残しました。

二人一組になって、
ひとりが目を瞑り、
もうひとりに手を引かれ、
山を歩く。
というものです。

それだけ?
それだけなんです。
でも、これが奥深いのです。

まず、相手に全信頼をおいて、
体をゆだねることが、出来るか。

転ぶかも、変なとこ行っちゃうかも。
という恐怖感があれば、
目を完全に閉じることは難しいのです。

そして、自分を、
自分に起こることすべてを、
「完全に」信頼することが出来るか。

2016/08/18/ blog photo by horie sanae

目を閉じて歩いてゆくと、

日の光を感じ、風を感じ、
草木の薫りを感じます。
心地よい風が吹けば幸せに感じますが、

ふと、雲が陰ったり、虫が近くを横切ったり、
後ろの人の足音がふいに大きく感じたり、
手を引く人が一瞬、迷ったり
(心のさざ波も感じるようになります)

そうすると、不安になったり
恐怖を感じたりします。

目を閉じた状態のわたくしは、
わたくしの心そのままの、
周りの環境に揺り動かされる小舟です。

でも、わたくしたち仲間は、
そんなとき、錨をおろす方法を知っています。

深く呼吸を繰り返したら、
また蝉の声が戻ってきました。

次に感じられたのは
わたくしを導く手の真摯さ。
そして、細やかな気づかい。

彼女の手を通じて、
わたくしに流れ込んできたものは
「愛。」
それは、わたくしを通じて、
世界を、宇宙を染めてゆく。

月も星も虫も草木も
同じエネルギーの海の中に
同じように存在しているならば、

万物はすべて繋がっていて、
全てが完璧に調和して、
完璧に満ち足りている。

わたくしは宇宙で、
宇宙はわたくしである、

そして、宇宙とは愛で満たされていて
万人が受け取れるもの。
そんな実感。

「伝えねば、
多くの人に、このことを伝えねば。」

その時、わたくしに沸き上がった情熱は、
このことでした。

やはり、自分のプロセスをすべて
棚卸せねば…。

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