信じる勇気をとりもどす旅

思考、感情、こころの、点と点をつなぎ、本当の自分へ還る方法を探します。

「元気でね。」その一言で、20年来の親友と縁を切った。

それは唐突に、
全く予想もしない形でやってきた。

2016/12/13 blog photo by horie sanae

学生時代からの友人。
友人の少ない私にとっては
数少ない親友と呼べる人だった。

唐突に、

「あなたの夫と話をしたい。」
と連絡がきた。

なにこの不穏な雰囲気。
私をすっ飛ばす意味が分からなかったので、
「どうしたの?」
と聞いてみた。
(夫と彼女は数年前に一度会って、
酔った彼女は夫に暴言を吐いた…。)

「あなたに話をしても
理解してもらえないと思う。」
という返事。

私が理解できない話を夫にして、
なにがしたいのだろう。
私は混乱した。

そこから、しばしやり取りをして、

「あんな風に攻撃をされて
ものすごく傷ついた。
あなたは変わってしまった。」

と返事がきた。

思い返しても、
失礼なことを言った記憶もないし、
攻撃なんてしてるつもりもない。
いたって穏やかに時間を過ごした。
はず!?じゃなかったの?

そうしている間にも、
彼女のメッセージは怒りを増してゆく。

その場で言ってくれればいいのに。
どうして直接言ってくれなかったの。
その言葉を飲み込んで、

「もう会いたくない。」
という最後の言葉に

「わかったよ、元気でね。」
と返した。

その一言で、20年来の親友と縁を切った。

不思議なことに、本心では少し
…ほっとしていた。

「こういうことかぁ。」
やり取りで冷え切った心と体を癒そうと、
お風呂にお湯を張り、
香りのよいオイルを数滴落とした。

私はもう、
あの人が嫌い、この人が嫌い。
と言いながら、起こる出来事のすべてを
自分じゃない誰かのせいにする話を
延々と聞くのはつらい。

その昔、
「あなたが、本当のことを
自分の言葉で話し始めると
あなたを嫌いになる人がいるかもしれない。」

と、伝えてくれた方がいる。
その時はまだ「本当」がなにかも
何もわからなかったけど、
いまなら少しわかる。

私はもう、自分に隠し事はしない。
と決めた。

本心からの言葉を口にすると、
「一生懸命隠し事をしていた頃の私」
の方がよかった!!戻ってきて!!
という人が出てくるみたいです。

そうして、悪いことに大抵そういう人は
とても近しい人、例えば幼馴染や昔からの友人、
親や兄弟だったりして、
しかも、戻ってきて!という気持ちには嘘偽りもなく
最悪なことには、それは善意だったりする。

それはだって、その人たちには
その方が都合が良いからなんですわ、
私が「他人の感情に従ってばかりいる奴隷」
でいることの方が。

親や、身内に嫌われたくなんかない。
それも私の本心ではあります。
悩ましいところです。

でも、「嫌われたくない」に従うことは、
また自分の本心を巧妙に隠した
「他人の感情に従ってばかりいる奴隷」
に、逆戻り。

もう無理、
だって自分の本心知っちゃったもん。
戻りたくたって戻れないんだもん。

友達に嫌われることは、つらくて悲しいけど、
私は私で生きていくって決めた。そして、
温かいお湯に浸かりながらわんわん泣いた。

泣き疲れてラジオを付けたら
Don't Stop Believin'が流れてきた。

Don't stop believin'
Hold on to the feelin'
Streetlights, people

誰かがそれでいいよって、
背中を押してくれてるみたいだった。