意識高い系社畜が会社をやめてからの記録

思考、感情、こころの、点と点をつなぎ、本当の自分へ還る方法を探します。

75日目:「心」は、自分で満たす必要があるのです。

会社を辞めてから75日が経過いたしました。
ごきげんいかがですか?

周りから見るとわたくしは、写真撮りに海外行ったり、趣味がたくさんあって、自由気ままに楽しんでいる。そんな風によく言われます。

傍から見てるとそうなんですって。
本人はむしろ自由を求めてあがいてるんですけどね。
好きなこと、本当に自分が満たされることが見つけられなくて、ふらふらと彷徨っている。そんな言葉の方がむしろ似合っていたと思います。

なにかに熱中していることで、大切ななにかから目をそらしている。
それが、わたくしでした。

最初は、捨てて、捨てて、捨てて、捨てまくりました。
三年前に相当な時間をかけて、苦労をして捨てたと思っていたのに、まだまだ捨てられました。

ようやく、落ち着てきたわたくしの心が、紅茶を欲しておりました。
良い香りの紅茶。
父の好きなアッサムをお土産にして、新茶のダージリンをいただきました。
空腹を満たすでなく、のどの渇きを癒すでもない、そんな存在。
なんと、贅沢なことでしょう。

そこから、また少しづつ時間をかけて、わたくしは、わたくしの好きなものを身の回りに置くようになりました。
ジジのぬいぐるみ、観葉植物、お気に入りのワンピース、刺繍のフラットシューズ、モーツアルト、そして、本。

時間の使い方も変わりました。
掃除をして、瞑想をして、きちんと時間をかけて夕食の支度をする。
こんなことで満たされるんだなー、と不思議な気持ちになります。
「普通の自分でOK。」このことに気がつけたのは、とてもありがたいことでした。

これもしなきゃ、あれもしなきゃ、なにかしなきゃ。
あの頃を思い出すと、狂騒ですね。

たまには、不安にもなるし、寂しくもなります。
誰かに優しい言葉の一つでもかけてもらいたくなったりもします。

でも、その不安や寂しい部分に、誰かを入れてはいけません。入れたとたんに、それは友情や愛情ではなく「依存」になってしまいます。
そういう時は、群れていてはいけないのです。

「誰か」といても、心は満たされません。
自分は、「自分」と向き合って初めて、心が満たされるのです。
そして、心が満たされて、はじめて愛を分け与えることができるのです。

自分のごきげんを、自分で取る。
自分で、自分の心を満たしてあげることができなければ、誰も満たすことなどできないのです。

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