83日目:専業主婦なんて生きている価値がない
会社を辞めてから83日が経過いたしました。
「主婦です。」
の自己紹介に、ことさらに「うらやましいー」と言われることにも慣れて参りました。ごきげんいかがですか?
きっと、以前のわたくしでしたら、
子どももおらず、介護する年寄りもおりません、仕事できる体力も気力もありますが、毎日掃除して洗濯して食事を作って生きるだけの、何の価値も創造していない専業主婦ですもの、社会のお荷物でごめんあそばせ!!日本のゴミクズですがどうぞよろしく!
くらいまで一気に精神の階段を駆け上って(降りて?)いたのかもしれません。
過去のわたくし、ぐっばい。
だって、「働かざる者食うべからず」。
わかります。
わたくしもそうでしたから、そう言いたいのはわかってしまいます。
「なんだよ、楽しやがって。」
「離婚されたら終わりじゃん。」
「仕事しないんじゃなくてできないんでしょ。」
「子供のいない専業主婦って生きてる価値あんの?」
妬みから一瞬で人格否定まで行きますよ、超特急です。
あー心が痛い痛い。
そうです。
この言葉を心の中で投げていたのは、過去の自分ですよ。
やってることは、すべて自分に返って来る。
ほんと、世界はよくできているものだと思います。
専業主婦なんてうらやましいったらないんですもの、週末を気にせず好きなところに行って好きなことできて、しかも全部財布は旦那持ち。
たくさんの仕事を薄給で頑張ってこなしている自分は、週末しか時間が取れなくて、それももっと寝てたいのを我慢して、掃除して洗濯してクリーニングも出さなくてはと、時間がなくてなくて、やりたいこともなんだか中途半端だし、と泣きたいような気分で、恨めしく思っておりました。
わたくしに覚悟を決めさせた方のひとこと。
「仕事してないとダメって決めてるのは誰?」
……わたくしです(苦渋)。
そうなのです、わたくしでした。
仕事もせず、ただ消費するだけのゴミクズになりたくない!と心に決めてたのはわたくしなのでした。
それは逆にとらえますと、仕事もせず金銭を生み出さない自分には価値がない。
そう決めてるってことです。
つまり、仕事していない自分はゴミクズだと思ってるってことです。
これは、根深いです(;゚д゚)ゴクリ…。
素の自分=ゴミクズですよ。
心の奥に刻まれている潜在意識がわたくしに、
「きちんと働いて、お金を稼ぎなさい。」
「自分で稼いで一人前だよ。」
そう諭すのです。
ありがとう、潜在意識。
わたくしは、もう充分おとなになりましたよ。今まで支えてくれてありがとうね。
もう、仕事してなくてもゴミクズじゃないから大丈夫だよ。
わたくしに「うらやましい」と言ってくださった方々、きっと今つらい思いをされているのかもしれないですね。
「自分だけ楽な思いしやがって。」
もし、無意識にそんな思いが沸き上がったのなら、それはチャンスです。
他者に、辛辣な言葉が浮かぶということは、その本人が苦しいからです。
その苦しさに気が付いたなら、その苦しさは手放せます。
なんであんなこと思ったんだろう、そう気が付くところが、最初の一歩。
辛辣な言葉が浮かんできた自分を責めないで、それが頑張ってきた自分なんだと認めるところから、前へ進めると思うのです。
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