意識高い系社畜が会社をやめてからの記録

思考、感情、こころの、点と点をつなぎ、本当の自分へ還る方法を探します。

88日目:音楽はやはり人生に必要でした

会社を辞めてから88日が経過いたしました。ゾロ目♪。
早速、毎日書く宣言を撤回し週末穏やかに過ごしてしまいましたww
でも、素晴らしい時間を過ごすことができましたのでOKです。ごきげんいかがですか?
写真は、昨日の夕焼け空です、美しい空でしたね。

2016/06/27の写真ホリエサナエ


週末は、わたくしがビリーフリセット講座にてお世話になっております、大塚彩子さんのライブに伺ってまいりました。

ビリーフ?音楽?そうなのです、作曲家、音楽療法士、カウンセラー、素敵な靴を履き分けてらっしゃいます。
そう、履き分けてらっしゃるのだと思っていました。

ライブの中でお話しされていたのは、「音楽を演奏するのも、人の心と対話するのも、とても似ている。」のだそうです。

音楽は、演奏している方々と共にコミュニケーションをとりながら、一つの音楽を作ってゆく。
カウンセリングも、クライアントと共にコミュニケーションをとりながら、心の解釈を進めてゆく。
その場その場に必要なモノを直観で引き出しながら、最適かつ最高の場をつくりあげてゆく。
そこはライブ会場なのに、セラピーを受けているかのような、穏やかで慈愛に満ちた場となっておりました。

音楽も心も、どちらにも深く関わっているからこその音楽。
あー天職というのは、仕事とか職種ではなく、その人のあり方なのだなーと、心の深くに温かくじんわりと感じることができました。

さて、もうひとつわたくしが感じたこと。
音楽はやはり人生に必要なのだ、ということでした。

若かりし「音楽が必需品」だった頃が、どなたにもあるかと思います、わたくしも大勢に違わず音楽と共に思春期を過ごして参りました。
しかしながらわたくしは、いつしか日々に忙殺されるようになると、自分の聴きたい音楽を選ぶ、ということですらできなくなっていることに気がつきます。
音楽自体を聴くことがしんどかったり、聴いてもノイズのようにわずらわしさを感じてしまうこともありました。

のほほんとしたひとりっ子の田舎娘が、東京で一人暮らしを始めたものですから、生き残るために、インナーペアレンツの声に従おうとしたのかもしれません。
そのまま、仕事の役割も重くなっていき、ノルマもあったりで、やりたいこと、楽しいことなんて言い出す自分の感性に「フタ」をしてしまっていたのかもしれません。

頑張ったね、自分。よしよし。

さて、ライブの間ピアノの音を聴いていると、悲しい曲でもないのに涙がでました。
年のせいでもありますし、美しい音色のせいでもあるかもしれません。
言葉にならないけど心が震える、そんなライブでした。

そしてライブのあと、心が少し軽くなった気がします。一皮つるんとむけた感じです。
心の奥底が癒される、そんな体験だったのかもしれません。

がむしゃらに前に進むことも必要なときがあります。
自分の心の、痛い部分や古傷に向き合うことも、必要なときがあります。
そして長い人生、たまにはぼーっと心地よい音楽に身をゆだねることで、前に進むチャージができるときもあります。

ひとつひとつ、いまを大事に生きてゆこうとしたとき、音楽が背中を押して、助けてくれることもあるのだと思います。
あなたのいま聴きたい音楽は、どんな曲ですか?
その「聴きたい」という美しい感性を、ぜひ大事にしてくださいね。

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