102日目:自分を作り上げてゆくのは自分自身だけ
会社を辞めてから102日が経過いたしました。
するっと土日で記念すべき100日目が過ぎてしまいましたが、土日は無理に更新をしないポリシーで書いておりますので、ご了承くださーい。ごきげんいかがですか?
この週末、実家から母がきておりました。
わたくしの母は、若い頃から看護師として働き、定年を迎えてからもなお、介護施設などで看護師を続けております。
ずっと、たくましく働き続けてきた母ですが、最近は疲れたとか言うようになって参りましたので、わずかばかりですが、気を使ったり、助けたりさせてもらえています。
親に「与える」機会を頂ける。
これって、とてもありがたいことですね。
成長して成人になっても、
親にとっては、子どもは子どものままですし、
子どもにとっても、親は親のままなのです。
子どものままでいるとね、もらうばかりなのですよ。
いつまでも甘えてしまうのですよね、良い年をした大人なのに。
でも、いつしか年月が経ち、
子どもも、次の世代を産み育て、親になり、
親も年を取り、衰えてきたりもします。
いつも心配され、守られてきた立場が少しづつ逆転する。
寂しくもありますが、自然の摂理のなかで生命をつなぎ、親を心配できる立場にたてるということは、素朴にありがたいことだと思うのです。
「与えらえれる幸せ」の他に、「与える幸せ」も経験させてもらえるわけですから。
今回わたくしは、どうしても母親に伝えておかねばならないことがありました。
それは、大学入学で一人暮らしをしなさいと、東京に送り出してくれたことへの感謝です。
周りの方々に責められもしたそうです。
娘を一人で東京にやるなんて、娘がかわいくないのか、危ない目にあってもいいのか、と。
ですが、わたくしにとっては、それが本当の自分に戻る旅の始まりでした。
二十歳まで育ててくれるのは親だったり、周りの大人だったりするかもしれません。
しかし、そこから自分を作り上げてゆくのは自分自身だけです。
どのような人になりたいか、どのような生活をしたいのか。
目標を持ち、進んでゆくのは自分だけなのです。
その前提として、親と精神的に和解しておくことは大事かもしれません。
信頼と愛は、全てをうまくいくように計らってくれています。
愛を信じる強い意志が、本当の自分、そして幸せへの近道なのかもしれません。
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