得意なことと、好きなこと

わたしには、
「得意だけど、別に好きではないこと」
ってのがけっこうあります。

難なくできるから任されるし、
楽にできるから人より上手。

仕事って割と得意なことが集まってて
お客様との折衝や、
デザイナーとのやり取り、
なんていうのが、わりと得意。

作ってきたから、
作り手の言い分もわかる。

営業も経験したから、
お金を出す側の思考も、
ある程度想像できる。

わからないことを、
言語化するなんていうのも、
議事録書くのも、稟議立てるのも、
わりと得意。

会議を仕切るのも苦ではないし、
スケジュール管理とか、
マイルストーン置いて
業務先読みしてこなすのも得意。

得意なことってあるのよね、
別に悪いことじゃない。

でもね、本当に見つけたいものは、
実は「得意」や「楽にできる」とは
逆のベクトルにあるかもしれない。

得意だから、
苦もなくできるから、
上手にできるから、
褒めてくれるから、
早くできるから、
楽にできるから、

と「好き」は、
根本的に違うこと。

でもひとって褒められたいから、
楽に出来て褒められたりすると「好き」。
ってカン違いしてしまったりする。

これが、自分の道なんじゃないか
なんてカン違いしたまま
突っ走ったりしてしまう（わたくしです）。

「得意」はある程度、
自分を守ってくれる
お守りかもしれないけど、

本当の旅は、
「得意」のお守りから脱して
はじめて始まるのかもしれない。

ようやく、旅路の準備が整いました。

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