意識高い系社畜が会社をやめてからの記録

思考、感情、こころの、点と点をつなぎ、本当の自分へ還る方法を探します。

仕事辞めたら自分がゴミクズ以下に感じられた話

最近じんわりと心境が変化してきていて、
心からゆったりとしていられるように
なってきております。

おかげさまで、
なーーーーーんにもせずに
ただ暑い夏を過ごしております。

2016/08/05 blog photo by horesanae

この感覚、
タイに行ったときに欲しかったなー。
この暑さにタイを思い出したので、
書いてみます、内容は重いですよー。

タイで鬱になる

4年前、夫の仕事で
タイに住むことになり、
鬱状態になりました。

まいにち毎日、
なんのために生きてるのかわからず
なんかわからんけど、
つらくてつらくて仕方がないんです。

一番つらかったのが
仕事をやめたら
自分の存在価値が0(ゼロ)
ゴミクズ以下
になってしまったこと。

稼げない成人なんて、
その時のわたくしには、
ゴミクズ以下だったのです。

ゴミクズ以下の自分と向き合う

「稼げる」から「生きていられる」
そんな価値観の中で生きていました。

だから、仕事やめたら
生きてる価値なしなんです。

毎日生きている価値がない生活が、
あんなにつらいとは、
正直、想像もしていなくて。

自分の刷り込みの強烈さに
プロの手を借りねば立ち直れないかも
と、うっすら感じたものでした。

でも、あの時期にきちんと
つらい気持ちに向き合うことが
その後の自分には、
やはり必要だったようでした。

で、きちんと感情に向き合うと
時間がそれを癒してくれるもので、
時期が来ると、お友達ができ
タイでの生活を楽しむ、ということが
出来るようになっていきました。

ひとつめの転機

ひとつめの転機は
タイ語」を学んだこと。

楽しくおおらかで優しい国の
イメージが強いのですが、

英語なんて通じないし、
タクシーも危ないっていうし、

真に受けてたら結構
自由が利かない国なんです。

でも、タイ語を覚えたことで
いろんな人と話せるようになった。
タクシーもバスも、乗れるようになった。

学ぶことで行動範囲が広がる。
幼い子供が成長するかのように、
わたくしは、認知の壁を押し広げてゆきました。

ふたつめの転機

そしてもうひとつは、
タイをはじめとする、
上座部仏教の思想に触れたこと。

そのあたりのことはいずれ
書きたいなーと思っております。

ある意味シンプルな仏教は、
タイの生活に密着した仏教で、
人々の生活の中に深く根差した
思想でした。

自分を幸せにし、周りの人も幸せにする。
それが、お釈迦様の言葉だと教えられました。

そうして、わたくしは
あの国で癒されてゆきました。

まとめ

つらい感情にはきちんと向き合う。
タイで学んだことの第一はこれ。

向き合わずに、うわべだけの
「たのしい」に踊らされてるだけだと、
きちんと、もっとつらいことが起こります。

「気がついて!つらいよ!」って
ちゃんと自分の心が
教えてくれてるんだと思うのです。

第二は、直観に従って進んでみる。
行動に移すってことが大事。

直観がなにかわからない、って思ってたけど、
わかんないけど、こっちって選んでみる。
選ばないと進めないから。

そしたらね、ちょっとだけ
「自分、生きてていい」
って思えたんです。

すごいでしょ、
「自分、生きてちゃダメだ。」
って思ってたんです、ずっと。

~聞きたい、言いたい、などこちらからどうぞ~