意識高い系社畜が会社をやめてからの記録

思考、感情、こころの、点と点をつなぎ、本当の自分へ還る方法を探します。

完璧主義の裏側にある不安と恐怖

「どうにかして自分を変えないと、
一生後悔して終わるぞ。」

社会に出たころから、
そんな思いが自分にありました。

2016/08/23 blog photo by horie sanae

「自分の素直な感情や思いを
相手に伝えてはいけない。」
そんな思い込みや、

「好意を相手に伝えるのが怖い。」
こんな恐怖で、
こころに蓋をしていたのです。

でも、それでは
正直に生きられない。
とっても苦しいし悲しい。

こころの底から
「そんな自分じゃイヤだ!!
自分の気持ちに正直に生きたい!」
と思った時、ようやく

「会いたい。」
と伝えることが出来ました。

そうして、京都に住むそのお友達に、
会いに行きました。

思い返せば、あのたったひとこと、
「会いたい。」
が、わたくしのその後を変えました。

たった
「会いたい。」
ひとことで、何が変わるの?

そう思われた方は、
完璧じゃないと気が済まない方
かもしれません。

自分を変えるというと、
人間性の根本から、
がらっと別人になるみたいな
ことを考えてしまうかもしれません。

しかしながら、
最初の一歩からシャワーズになるような
変容のプロセスはあり得ないのです。

どんな素晴らしいセミナーもコーチも
セラピストもヒーラーも、
あなたに羽を付けてくれたり、
高次元へ進化させてくれたりはしません。

ただ、きっかけは、
たったひとことで十分なときもあるのです。

さて、「完璧主義」という思考も、
考え方によっては負の遺産となりそうです。

「完璧な状態でなければ
世に出してはならぬ。」

そんな思考だとしたら
その根っこにはやはり
「恐怖」があるのかもしれません。

ひょっとすると、
半端なモノを出して笑われる「恐怖」
出来が悪いと批判される「恐怖」
できない自分を責める「恐怖」

「私なんてとてもとても」
「お見せできるほどのものではありませんから」

だから、表に出さない。
せっかくのギフトかもしれないのに。

小さいと思ってるその一歩は
案外エスカレーターに乗った一歩だったりも
するんです。

その「恐怖」の正体を見つめる勇気
それこそが真の一歩と言えるのかもしれませんね。

わたくしも、心を決めて
大学で心理学を学ぶことにいたしました。
小さい一歩だけれど、大きなチャレンジです。

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