98日目:いつも言い訳をする人の心
前日に、翌朝9時の約束に遅くなるという電話をいただき、
本日、さらに遅れそうという電話を頂いて、最終的に一時間半の遅れで、キッチンの水回りの工事をしていただいております。
暑いですね、ごきげんいかがですか?
最初から無理な約束をしなければいいのにねぇと、つい考えてしまいます。
しかも、時間を指定したのはわたくしではありません。
すみません、仕事が立て込んで。
お客さんに文句言われちゃいまして。
道が混んでまして。
さらっとみっつの言い訳を並べられました。
目の前のみっつを蹴っ飛ばして怒ることもできます。
目の前のみっつより、自分は大切にされてないんだ、と悲しむこともできます。
目の前のみっつから目を背けて、いつもわたくしは運が悪い、と嘆くこともできます。
事実は、工事に来るのが遅くなった、それだけです。
被るデメリットは、午前中キッチンを使えないというだけです。
言い訳の理由も、わたくしには直接関係ありません。
とりあえず、目の前のみっつを並べたまま、冷たいそば茶をお出ししました。
「今日は暑いですね。」
そのひとは、身を固くしてわたくしが何かを言うのを待っていましたが、しばらくすると諦めたように並べたみっつを懐にしまいました。
わたくしはそれを見届け、また誰かの前に並べられないことを願いました。
いつも言い訳しているひとがいます。
言い訳をする人は、常にたくさんの言い訳の在庫を用意しています。
いつでも、いろんな言い訳が、懐から手品のようにとり出されます。
また、いつも自分に対してですら、言い訳しているひとがいます。
また、○○できなかった、でも時間がなかったの。
いつも××してしまう、でも子供がいるから。
○○出来ないのは、仕事がどうしても抜けられないから。
わたくしもそうでした。
飲み会の日には、なぜか緊急の仕事が入って必ず遅れてしまう。
「ごめんなさい、急な仕事が入ってしまって。」
○○のせいで、××しました。
○○でしたので、××できませんでした。
共通の主張は、自分には責任がない、といいたいのですね。
「悪いのは、僕じゃない!」
「わたしのせいじゃない!」
いつも周りから責められているように感じているということですね。
ちょっと気の毒に感じます。
でも、
悪いのはあいつじゃー!
あいつのせいなのじゃー!
って、言い訳をしている限り、
自分の行動の結果を、他人のせいにして生きてるってことです。
つまり、
自分の人生を他人にコントロールされてる、ってことです。
そう、言い訳をしている限り、
ずっと、他人にやらされてる人生。
一生奴隷です。
自分の人生を生きられない、ってことです。
あー、わたくしこのブログでこれが一番言いたかった!
感情のことも、心のことも、書いてる目的はこれです!
「奴隷解放!」
感情の奴隷にならず、自分の人生を生きようよ!
言い訳なんかしてないで、自分の心で人生の舵を切って行こうよ!
と、大きく出ちゃいましたが、そのために日々できることを少しづつ書いていきます。
言い訳をしたくなる気持ちもわかる!
思い通りにならなーいー!ってもだえる気持ちも、よくわかるのよ。
でも、他人のせいにしないで、自分のこととして受け止めてみよう。
他人のせいにしたくなるってことは、自分の中に責任を逃れたいナニカがあるってことなの。
そのナニカがなにか、きちんと感じてみることが、まず大事なのではないかと思います。
あー、自分が一番すっきりしたかも。
工事のかた、ありがとうございます。
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