意識高い系社畜が会社をやめてからの記録

思考、感情、こころの、点と点をつなぎ、本当の自分へ還る方法を探します。

自分を大切に扱うことを、 自分に許すということ。

前回、まず、
アロマオイルを入れたお風呂で
ゆっくりと体を温め、筋肉の緊張を
ほぐしてあげてください。
と、書きました。

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2016/10/14 blog photo by horie sanae

一見、何も関係がないと
思われるかもしれませんが、
大ありです!

やりたいのに出来ない。
変わりたいのに変われない。
あれもしなきゃ、
これもしなきゃ。
仕事は忙しいわ、
人とも会わなきゃだわ。

そんな喧騒の中に自分を置いたままで、
やらなきゃ、変わらなきゃ。

ただ、焦りだけで、
そう考えているとしたら?

あなたが、本心に目を背け、
気がついてないとしたら?

本当に自分が〈どうしたいのか〉すら
実は気がついていない、
という可能性がありますね。


以前、『たいせつなのは、
自分のしたいことを、自分で知ってるってこと

という記事を書きました。
案外、自分のことなんて
わかっているようで、
わからんもんなんです。

それは、

自分以外の価値観を優先して、
他人の価値観に、期待に応えるように、
生きて来てしまったから。

他人にどう思われるか、どう見えるか、
ばかりを気にして、
自分の心をないがしろにして、
生きて来てしまったから。

そう、それは
自分を大切にしないで生きてきたから。

ってことなのです。

ずっとずっと考え続けて悩み続けて、
疲れ切っている脳を、きちんと休めもせず、

頑張り続けて疲れのたまっている
体の痛みすら、いたわりもせず、

体に悪い食べ物で胃腸を酷使し、
運動することすら疎かにし、

これって、全部
〈自分を大切にしてない〉のです。

疲れた脳は、きちんと働かなくなりますし、
疲れた体だって、同様です。

そんな中で、好きなことやりたい!
新しい環境に飛び込みたい!
といくらあなたが考えても、

脳も体も、これ以上のストレスを
与えて欲しくはないわけです。

だから、〈変わる〉ためには、
きちんと、脳と体を休ませてください。
(※もちろん、上げた例以外の
理由がある方もいますよ。)

体を温めて、柔らかな香りに包まれて
心地よくいることだけを感じてください。

心地よく、安らかでいることを、
自分を大切に扱うことを、
自分に許してあげてください。

何もできないなんて、
自分を責めずに、

未来について不安になることも、
過去についてくよくよと悩みもせず、

ただ、今がある事への
感謝の気持ちの中にいてください。

そして、ゆっくりと
睡眠をとってください。

満たされる感覚を、
五感で味わってください。

自分を満足させることが、
「変えられない」呪縛から逃れる
一歩となると思うのです。

~聞きたい、言いたい、などご遠慮なくどうぞ~

変わりたいのに変えられない自分を変えるには

やりたいのにできない。
時間がなくてできない。
お金がなくてできない。
体力がなくてできない。

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いろんな理由をつけては、
やらない、という現象があります。
自分もそうだったのでよくわかります。

それは、本心では
「やりたくない」んですよ。

いや違う、私は違う!
と反論がだいたい来るんですが、
繰り返しますと、

本心では
「やりたくない」んですよ。

あはは(また怒られる)。

だって、やりたいならやってるんです。
どんなにつらくても、
本心からやりたければやってますって。

子どもの頃、怒られても遅くまで遊んだり、
学生のとき、お金なくてもみんなと遊んだり、
してたでしょ?

それとこれとは話が違う?
そう?

人が変わる方法は3つ。
と言います。

  • 1番目は、時間配分を変える。
  • 2番目は、住む場所を変える。
  • 3番目は、つきあう人を変える。

この3つの要素を変えなければ、
人は変われない。
これは、言いかえると、

  • エネルギーの配分を変える。
  • 見えるモノ、空気を変える。
  • 聞こえる言葉や態度を変える。

ということとわたくしは捉えていて、
面白いことに、2番目と3番目は、
〈環境を変える〉なわけですが、
どうして環境を変えるなのでしょうか。

それは、人が周りに影響を受けながら
生活している、ということですよね。

認知理論に〈ムード一致効果〉
というのがあります。

ネガティブな情報を見ていると、
ネガティブに物事を捉え、
ポジティブな情報を見ていると、
ネガティブに捉える、
という説です。

ですので、
文句ばかり言う人と暮らしてると
自分もネガティブなものばかり
目についてきてしまう。

殺人のニュースばかりを見ていると、
自分も殺伐とした気持ちになっていく、
ということですよ。

逆にいうと、
自分が快いと感じる環境に自分を置けば、
そういった人になる、ということですね。


では、自分の意思だけでできそうな
〈時間配分を変える〉ですが、
これはある程度、意思と計画力が必要となります。

しかしながら、〈意思とか意図〉だけでは、
なかなか、変えられないのですよね。

なぜでしょうか。

それは、先ほど出てきました
本心では
「やりたくない」から。
だと、わたくしは考えています。

やってしまうと、なにかの都合が悪いんです。
変わらない方が安全だと思ってるんです。

なぜなら、いままでこの方法で
ここまで生き延びてこられたんだから。

あなたを抑えてる前頭葉
〈知ってることだけが安全〉
と思ってるから。

〈知らないことなんて危険〉
と思ってるから。

あぶないよ!こわいよ!
だめになっちゃうよ!壊れちゃうよ!
心の奥底の本心が、あなたを引き留めます。

これが、本心では「やりたくない」
の正体です。

さて、この本心をぶっちぎって、
新たな世界に「エイヤッ!」って
飛び込める人は、飛び込んでください。

飛び込めない人は、
まず、アロマオイルを入れたお風呂で
ゆっくりと体を温め、筋肉の緊張を
ほぐしてあげてください。

自分を変えたいなら、
まずは、そこからです。

~聞いてみたい、言いたい、など遠慮なくどうぞ~

「仕事してなかったら、罪!」が消えた時

タイでは、〈仕事が出来ない〉
という前提があるので、(※1下部に注釈)
専業主婦は生きてる価値無し思考のわたくしには、
都合がよかったのです。

←前回の記事はこちら

2016/10/06 blog photo by horie sanae

仕事してなくても、
罪の意識に苛まれない!

朝から料理教室、
ランチは教室で頂いて
お茶でもいかがなんて、
スタバ行って(※2 )

仕事してなくても、
文句言われないなんて素敵!

そう思ってました、はい。
とっても自由!!

なーんて、全然ウソ!!
この発想があかんのよ。
むっちゃ自分で言い訳しまくって
防御壁張り巡らせた上での自由。
わたくし、ちいさっ!!

根底にあるのは、
「仕事してなかったら、罪!」
「仕事してなかったら、文句言われる」
って思考にがんじがらめな自分です。

でもねぇ、
色んな奥さんと話ししたり、
色んなタイ人と接したりする中で、
自分、全然世の中知らないんだなーって
実感できたのです。

赴任赴任で引っ越しを転々とされる方、
プロ並みのお料理の腕前で、
ボランティアに参加されている方。
タイで雑誌を立ち上げた方。
全然異なる業界から未経験で、
飲食店の店長となっている方。

本当に、さまざまな経歴の方々と
接することができて、
自然と、会社で働くだけが
生き方じゃないんだ、と
思うことが出来るようになりました。

そんな時、お友達が言いました。
「それ、作ってみたい!」
わたくしがしていた、紐を編んで作った
ネックレスを見ての言葉でした。(※3)

では、とお友達数人を集めて
ネックレスを作る会を開催しました。
すっと、自分で作ってはいましたが
誰かに教えるのは初めての経験です。

お茶しながら、おしゃべりしながら、
みんなと作るの楽しい♪

作り方をひとつを教えたら、
参加者全員分の、個性たっぷりな作品が出来る!
ひとりで作るより楽しい!

そうなのです。
自分が伝えたことを、誰かが吸収して、
まったく別の、その人らしい作品が出来る。
一人ひとりの、個性と感性がつまった
新しい作品ができる。

出来上がったアクセサリーは、
まるで、作る人の分身のように、
そのひとの感性が光となって
キラキラと光っています。
もっと、それを見てみたい。

そうして、アクセサリー教室を
定期的に開催するようになりました。

週に一日が、二日、三日、
午前午後と、徐々に増えて行きました。

予約が取れない、
と言われるようになったころ
ふと、同じ言葉をよく聞くことに、
気がつきました。

ワイヤーを使ったアクセサリーは、
作り方を覚えたら、あとはひたすら
体が動きを再現できるように、
同じ動きを繰り返す作業となります。

つまんない、って
いう人いるかもなーと思ってたのですが、
実際はほとんどいませんでした。

遠くで聞こえるMaroon5
窓から差し込む光、
光を反射する天然石たち。

作業する彼女たちから
柔らかなナニカが沸き上がっては
シャボン玉のように消える。

そして、集中して作業を終えたあと、
決まって同じ言葉を聞くのです。

「あぁ、すっきりした!」

この言葉を聞くのが、
わたくしにとって一番の喜びでした。

そうなんです、
同じ作業を、無心に繰り返す。
これって、瞑想と同じような
効果があるみたいなのです。

そしてその効果は、いつのまにか、
「仕事してなかったら、罪!」
というわたくしの思考をも
なだめることに成功していたのです。

もうちょっとで、
なにか、大切なモノがわかる気がする…

そして、掴みかけたナニカを
その実態はあいまいなままに、
タイを離れる日が来ました。

~聞いてみたい、言いたい、など遠慮なくどうぞ~



※1 いや、Bビザ取得すれば働けるの。
本気で仕事したければ、
日系の企業だってバイトだってできる。
日本人向けの仕事斡旋してる
会社もあるくらいだし。
それでもビザ取って仕事したいです!
まで思えなかったんだよ。
ぶっちゃけ、本心は仕事したくなかったんだね。

※2 スタバも最初は高くてビビったし。
とは言っても日本より安いんだけど、
エスプレッソ淹れてくれる屋台があるの、
そこがラテで30バーツ(約100円)。
スタバってラテが120バーツくらいなの(当時)。
4倍すると激高!!って思うじゃない?
でもそのうち、やっぱスタバが美味しいって
結論で普通に行っちゃうようになるんだけどね。
なんでも慣れるもんだよね。

※3 タイの暑さで、
すっかり皮膚がやられてしまい、
時折、金属アレルギーのような症状が
でるようになっていました。
金属を使わないアクセサリーを
探したのですが、
欲しいものはありませんでした。
なんか、アジアのアクセサリーって、
やたら重くて、やたらエスニックな
ものばかりなんだもん。
ならば、と作り始めていたのです。

人生万事が塞翁が馬っていうじゃない。

というわけで、
自分の神話塾』に参加したのです。

←前回の記事はこちら

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半年間かけて、
自分の強みや本質を見つめていく
というグループセッション。

そして、一番の特徴は
自分で自分の神話を書き上げる。
というところ。

当時のわたくしにとっては
結構大きな金額をつぎ込んだのですが、
本当にこれで何かをつかめるのか、
自信は全くありませんでした。

で、結局。
自分の神話が書けたのかというと…

書けました。

ある時、ふわっと何かが降りてきたみたいに、
キーボードを打つ手が止まらなくなって。
あれ、すごい人が時々いうヤツです、きっと。
神様が降りて来てるってヤツです。

でもね、書きあがった反面、
その時の自分には…、
なんだか全然関係ないようなことが描かれていて、
正直なところ、ピンときてなかったのですよねぇ。

ま、それでも
素敵な装丁をしていただいた、
自分だけの一冊が出来上がったのです。

それから半年ほどで、
仕事も総仕上げ!
写真もグループ展を終わらせ!
受けたい講座にはすべて参加し!
引っ越しの手筈も完璧!!
に、やり切った感満載で、
自分の神話を抱えて、タイへ向かったのです。

そうしたらですよ、タイに行った途端
当たり前なんですけど、
全然習慣も違うし!言葉も違うし!
ただひたすら暑いし!
夫は、全然帰ってこないし!

なんにもないガランとした部屋で
ボー然としていました。
テレビもNHKワールドしか映らないし。
ただ、膨大な時間だけがそこに山積み。

徐々に、不安に押しつぶされて
わたくしのこころは、
もろもろと壊れてゆきました。

そのあたりのことは、
仕事辞めたら自分がゴミクズ以下に感じられた話
で、どうぞ(重いですよ~)。

仕事してなくて、
なんにも生産的なことしてなくて、
誰の役にも立ってない、
欲しいものすら満足に伝えられない。
そんな、自分。

エアコン壊れたり、停電になったり、
洪水になったり、ぼったくられたり。
日本と違って、いろんなトラブルがあります。

なにがあっても、出来る対応は、
タイ人の子ども以下です。

その時は、何もできない自分が
許せなかったー。
死にたいと思ったよー。
ま、死なないけど。

夫に言われました。
「僕の世話をしてる、ではダメなの?」
「なんか違う~…」

「そんなにつらいなら帰っていいよ?」
「ソレもヤダ。」

「…で?どうしたいの?」

仕事を辞めて、
タイに来ると決めたのは自分です。
「ここに居たいです。」


といいつつも、
どうしていいかわからず
ウダウダしていました。

そんな、ウダウダ虫を救ってくれたのは、
年齢もバックグラウンドも全く違う、
お料理教室のお友達でした。

人とのつながりって、ありがたい。
そんなことも教えてくれました。

結果的には、
タイに行かなければ、知らなかったこと、
わからなかったことが、たくさんありました。

軽く心の病になったわ~。
そこだけを聞けば、大変だったね。
と思うかもしれない。

でも、得てきたものは計り知れない。
お友達と過ごす時間、旅行に行ったり、
買い物で値切ったり、
屋台のお父さんにビール奢ってもらったり
退役軍人の会話に混ざったり、
今まで知らない楽しみがたくさんあった。

もし、今これを読んでいる方が
今、とってもつらい!と思ってたとしても、
そこから得るものは必ずあるから。
その状態からは、絶対に抜けられるから。

そう信じて欲しいと願います。

信じるって、口で言うほど簡単ではないけれど、
自分くらいは、自分が信じてあげないとね。

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~聞いてみたい、相談したいなど遠慮なくどうぞ~

それって、好き?それって、楽しい?質問の効用。

前回、
手を伸ばさなければ、手に入らない。
という記事を書きました。

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でも、どれだけ頑張っても、
一向に満足しない。

これだ!
という感覚に出会えないのです。

素敵な人と結婚して、
なぜか派遣社員なのに、
正社員の頃より給料も上がり、
やりがいのあるポジションで
仕事も順調に認めてもらえてる…

でも、でも、なのです。
なんかちょっと違う…

このままのこの人生が、
本当にわたくしにとっての
幸せなのだろうか…?

そんなとき、一緒に働いていた友人に
「その仕事って、好きなの?」
と、聞かれました。

「好きではないねぇ。」
そう即答した自分に愕然としました。

なんだよ、好きじゃないことに
時間費やして、頑張ってるのかぁ。

その時、
猛烈に申し訳ない気持ちになりました。
誰にって、自分にです。

好きな事もしないで、
このまま生きていくの?

でも、好きな事ってなに?
またもやエンドレス疑問。

しかし、この質問は強烈です。
ぜひ、悩んだときには
素直に自分の心に聞いてあげてください。

「それって、好き?」
「それって、楽しい?」

きっと、方向性は感じられると思います。

好きか、楽しいかはわからない。
けど、それが好きじゃないってことはわかる。

そんな方もいると思います。
わたくしがそうでした。

そんな方は、この質問を繰り返して
みることをおすすめします。

なぜかというと、
「好き」矢印は、
本丸に一直線を描いてます。

が、
「好きじゃない」矢印は、
本丸から逆方向に、少し広い幅で、
淡いグラデーションの線を描いている
そんな場合が多いのです。

しかしながら、
そんな幅広グラデ矢印も、
十本くらい打ってみると、
「キライ」部分が、色濃く
浮かび上がってきたりします。

その「キライ」を深堀して眺めていくと、
「キライ」の裏側に「好き」が、
隠れている事に気がついたりします。

「キライ」「許せない」「腹が立つ」などの
厳しい感情の裏には、なにか守りたい、
大切にしたい感情が潜んでいる
ことも多いのです。

だから、
「キライ」「許せない」「腹が立つ」
そんな感情も、あなたの大切な一部。

あなたの大切なものを守る役割があるので、
大切に取り扱ってあげてほしいと、
思ってしまいます。

さて、

そんな折、半年間のインド出張から夫が帰国し、
次は出張ではなく、海外赴任になること。
少なくとも三年の期間と伝えられました。

行くのか、留まるのか。
行く心積もりで派遣に切り替えていたけど、
いざ、その立場になると決心が揺らぎます。

だって、海外に行って、
わたくしは何をするのでしょうか。

再び
「あぁ、わたくしには軸がないのだ…。」
そう感じました。

なぜ、こんなにも空虚なのでしょうか。
この感覚は、わたくしだけなのでしょうか。

そのとき、日経サイトで
自分の神話塾』を主宰しておられる
冨永のむ子さんを知りました。

この人に会いに行こう。
ナニカを受け取れるかもしれない…。
全く根拠のない、でも確信に満ちた決心で。

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~聞いてみたい、相談したいなど遠慮なくどうぞ~

手を伸ばさなければ、手に入らない。

百人組手から、自分の望む生き方を
整理することができましたが、
決して、問題が解決したわけではありません。

だって、結局その価値観を共有できる人には、
出会えていないのです。

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でもね、こういう人がいい!
というのが明確になったら、
結構身近なところに居たのです
(十年来の友人でした)。

そして、なんだか仕事も
自分のスキルを発揮できそうなのが出てきました。

そうなのです、「コレ!」と決めれば、
それが見えてくるものなんです。
これ、引き寄せですよね。

本当の自分の本質が望むことを明確にする。
そのポジションに近づくよう努力する。
そうすると、望むことが引き寄せられてくる。

あくまで、望みに近づくように、
努力するのです。

わたくしは、ただ願えば叶う、
なんてのは信じていませんが、
全力で力を尽くして、学んで、
願いの波動に近づくよう努力すれば、
奇跡は起こる、と信じています。

手を伸ばさなければ、
欲しいと口に出さなければ、
欲しいものなんて手に入らない。
本当にそうだと思うのです。

ただし、自分が本当に望むことを
知らないって事も、多いのです。

まるで、自分の真ん中に
ぽっかり空いた穴があるみたいに。

その、〈本質の穴〉を埋めるために、
たくさんの享楽的な楽しみや、
知識という武器を身に着けたり、
前世を見てもらったり、
ヒプノセラピーを勉強したり、
タロット占いなんかもやってみたりw
たくさん試してきました。

自分に「これ!」
という一本の軸が欲しい。
生涯にわたって実現して行ける
夢や憧れが欲しい。

わたくしが、
本当に望むものは、それでした。

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外に求めると、全部自分へ跳ね返って来る。

一旦、嫌なこと全部やめよう。

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そう決めて、似合わない洋服を捨てて、
バッグも靴も一新しました。
仕事も辞め、将来の見えない彼氏とも別れて、
自由の身になってみました。

週末は撮影や映画美術館に行き、
行きつけのバーで飲んで帰る。

ひとりの優雅な時間はとっても素敵で、
わたくしの心を満たしてくれました。

でも、同じ方向を向いて、
歩んでくれる人が、ここにいて欲しい…。

けれど、あらためてどんな人ならば
一緒に生きていけるのか、想像ができません。
こんな人、ってよくわからない。

ならば、わかってみようと、
某婚活サイトに登録して、
自分に興味を持ってくれた方と
とにかく、会ってみる。
という百人組手みたいな実験を始めました。

週末に一人か二人とお会いするペースで、
三か月の間に、二十人ほどの方とお会いしました。
(いや、しかしいろんな人がいるもんだなと、
なんだか、色々と面白かったです。)

そうすると、それまで漠然と自分が考えていた
こんな方がいいなという気持ちは、
いつの間にか、どこかへ行ってました。

一緒に楽しくお酒が飲めて、
旅行が好きで、映画と音楽が好きで…。

そんなフワフワした価値観は、自分にとって、
どうでもよかったことに気がついたのです。

そんな憂さ晴らしを共有できる人なんかじゃなくて、
もっと、ガツンと人生を共有できる人が必要なんだ。
と、ふと気がついてしまった。

だから、

  • 他者への礼儀と愛を持つ人であってほしい。
  • 自分の信念を持っている人であってほしい。
  • 今を生きることに対して真剣であってほしい。

そんな人が必要だとわかったのです。

そして、それはガツンと激しい勢いで、
自分へ跳ね返ってくるものでした。

こういう人と、共に居たいと言うことは、
〈それにふさわしい自分〉
でなくてはならないということです......。

わたくしは、

  • 他者への礼儀と愛を持つ人だろうか。
  • 自分の信念を持っている人だろうか。
  • 今を生きることに対して真剣だろうか。

ああああああ!
自分がこうあらねばならんのですね、神様!

外側に求めるものは、
全て自分の内側に原因がある。

そこに気がついて、
わたくしの百人組手は終了いたしました。

生きるってなんだ!?
ここからまた新たな問いの始まりでした。

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